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シュリーマン

エーゲ文明の存在を明らかにしたドイツ人貿易商。

 1822年ドイツ生まれの商人で、外国貿易に従事し、財をなして41歳で引退。その後は幼少のころに聞いたギリシア神話のトロヤやミケーネの実在を証明しようと考古学の勉強と発掘に従事。1871~73年にトロヤ(トロイア)、1876年にミケーネ、さらに1884年にはティリンスを発掘し、エーゲ文明の存在を明らかにした。シュリーマンの研究は現在では修正されていることが多いが、エーゲ文明の発見者として今でもその業績は消えることはない。

Episode シュリーマンの教える語学学習のコツ

 彼は貿易商として活躍する間に15カ国語を話せるようになったという。彼は言語修得のコツとしてこんな事を言っている。
(引用)私はあらゆる言語の習得を容易にする一方法を発見した。非常に多く音読すること、決して翻訳しないこと、毎日一時間をあてること、つねに興味ある対象について作文を書くこと、これを教師の指導によって訂正すること、前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること。私の記憶力は少年時代からほとんど訓練しなかったから、弱かったけれども、私はあらゆる瞬間を勉学のために利用した。まったく時を盗んだのである。……<シュリーマン『古代への情熱』1891 岩波文庫 p.24>
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1章2節 イ.エーゲ文明
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シュリーマン
『古代への情熱』