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三足土器

中国の土器の特徴的形態で青銅器にも引き継がれる。

中国の土器の特徴が足が三本ついている土器である。この三足土器の形が青銅器に受け継がれるが、足の部分が中空なのが鼎(かなえ、テイ)、つまっているのが鬲(レキ)である。とくに鼎は、周王室の王権を象徴する神器として尊重された。「鼎の軽重を問う」ということばがあるが、それは周の定王の時、その地位をねらった楚の荘王が鼎の重さを問うた故事によるもので、統治者を軽んじて天下を奪うことから転じて、その地位にふさわしいかどうかを問う意味に使われる。