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大理

中国雲南省のタイ人の国家。10~13世紀に栄え、モンゴル軍に滅ぼされる。

中国南部の雲南省にあった南詔が滅亡(902年)した後、タイ人(広義のタイ人)の部将が挙兵して937年に建国した。その後、宋の時代に中国とビルマなどのインドシナ半島部との交易で栄え、仏教ももたらされた。モンゴル帝国のモンケ=ハンは中国大陸の宋を倒すために弟のフビライに遠征を命じ、1253年に大理国はモンゴル遠征軍によって征服され、滅亡した。元以降はこの地は中国領となり、現在の雲南省となっている。

補足

 大理石の産地 大理国のあった中国雲南省には現在も大理という都市があり、そこが古くから建築材として用いられていた大理石の産地である。大理は中国とビルマ、インド方面を結ぶ中継点にあり、古くから交易の中心地として栄えていた。
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ノートの参照
第6章2節 ア.東アジアの勢力交代