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ホラティウス

ローマ帝政初期の詩人。ラテン文学の代表的作家。

 アウグストゥス時代の詩人。ローマ人の普遍的な人間像を日常的な会話からひろってきて描いた『風刺詩集』、パトロンだったマエケネスにあてた『書簡体詩』などを残した。「征服されたギリシアが、野蛮な征服者(ローマ)をとりこにした」という有名なことばはホラティウスの詩の一節。ローマ文化が、ギリシア文化の模倣にすぎないことをローマ人として認めた言葉であるとされている。前8年没した。
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