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中国の旅

2007年3月はじめ、春節を迎えようとしていた北京を訪れました。同行はこれまで何度も中国を旅しているS氏。私は初めての中国だったが、心強い同行者のおかげで、観光コースとは違った中国の旅を楽しむことが出来ました。ここでは世界史の授業と関係のあるスポットを紹介していきましょう。まずは北京郊外の周口店遺跡です。

1.北京原人に会いに行く 周口店

上は、博物館入り口。


周口店遺跡博物館。左手が洞窟のある丘。
周口店博物館前の北京原人像。
碑名は北京猿人となっている。
洞窟入り口 崖面に「猿人洞」と文字が見える

1929年に発掘されたことを
伝えるプレート
洞窟奥部から地層を見る
洞窟最奥部 入り口にある世界遺産の碑
2007年3月3日、周口店を訪ねました。北京から路線バスを利用、西南に約1時間半ほど で到着。あいにくの雨で参観者はほとんど無し。入り口には巨大な原人像が出迎え。 遺跡博物館と洞窟を日本語の話せる担当者が案内してくれました。 巨大な穴は自然に陥没してでき、露わになった地層から動物化石に混じって人骨が 発見されたと言うことです。最初に発見された原人の頭蓋骨は行方不明になってしまいましたが その後に発掘された頭蓋骨や石器、巨大な象や剣歯虎などの骨を見ることができました。