印刷 | 通常画面に戻る |

マンサ=ムーサ

14世紀のアフリカのイスラーム教国のマリ王国の最盛期の王。

マリ王国の最盛期の国王。在位1312~37年。イスラーム教を熱心に信仰したマンサ=ムーサが1324年にメッカに巡礼に上ったときの評判は、遠くヨーロッパまで知られるほど、豪勢なものであった。別名カンカン=ムーサとも。

Episode マンサ=ムーサのメッカ巡礼

(引用)「おびただしい従者と、黄金や贈り物を積み上げたラクダの隊列にかこまれて巡礼に旅立ち、・・・・カイロに向かった。彼はまことに見事な馬具をつけた馬に乗り、奴隷500人のそれぞれが金の延べ棒を担いで彼の前を進んだ。彼は莫大な黄金を用意して、行く先々でそれを贈り物とした。・・・・マンサ=ムーサの富と寛大さ、彼の従者たちの素朴な、礼儀正しい態度は、行く先々によい印象をうえつけ、彼のキャラバンの豪壮・華麗なさまは、のちのちまでも驚異とうわさ話のまとになった。」<マーガレット・シニー著『古代アフリカ王国』東大出版会 1978 p.72>