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シェンゲン協定

1985年に締結された、ヨーロッパ連合加盟国間の商品移動、住民移動、通関の自由化を定めた協定。

 1985年、ルクセンブルクのシェンゲン村で結ばれた協定で、当初はヨーロッパ共同体(EC)内の商品の移動の自由がはかられ、1990年の第2次シェンゲン協定で移民政策・移民規制について取り決め、95年に発効した。
 1993年のマーストリヒト条約発効以降は、ヨーロッパ連合(EU)参加国でこの協定に調印した国の国民は国境でのパスポートや身分証の提示なしで自由に国境を通過しうることが定められた。97年のアムステルダム条約ではシェンゲン協定も同条約内に組み込まれた。
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