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商人ギルド

中世ヨーロッパの都市の商人が結成した同業組合。

 11世紀の商人の都市定住に伴って形成された商人の相互扶助のためのギルド(団体、組合)の一形態。営業権の防衛と、遠隔地取引の安全などをめざし、結束を強め、次第に都市自治の中核となっていく。初めは商人だけでなく、手工業者なども含んでいたが、13世紀以降は、その中から生産者である手工業者が分離し、同職ギルドを形成し、両者は対立するようになる。
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