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七自由学科

中世ヨーロッパの大学での教養課程で教えられた科目。

 自由七科ともいい、中世ヨーロッパの大学で教養課程とされた、下級3学の文法、修辞、論理、上級4学の数学、音楽、幾何、天文、あわせて計7教科のこと。起源はローマ末期の5世紀頃の自由民に必要な教養とされた科目にさかのぼるが、7~8世紀に確立し、10世紀以降には各地の大学に普及した。一般にこれらの教養課程を修めた学生が、専門課程である神学・医学・法学の三上級学部に分かれて進学した。
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