ピサ大聖堂
イタリアにおける、ロマネスク様式の代表的な建築。大聖堂に附属する斜塔が有名。
ピサ大聖堂
この写真では真っ直ぐですが、右端が斜塔
世界遺産 ピサの斜塔
有名なピサの斜塔は、ロマネスク建築の代表例であるピサ大聖堂の一部。1063年、パレルモ沖の海戦でピサ艦隊がイスラーム艦隊に大勝したのを記念して着工、1118年に完成、その後も増改築を続けた。その結果、8階建ての塔となったが、増改築中に土台が地面にめり込んで傾いたが、学者たちが計算した結果、そのまま完成させても倒れないというので、建造を続けたという。高さ59m、直径17m。<庄司浅水『世界の七不思議』現代教養文庫による>Episode ピサの斜塔、傾き4センチ改善
2018年11月27日、AFP時事通信が伝えたところによると、ピサの斜塔を調査している専門家の団体はこのほど、最近までの調査結果として、塔の傾きが4センチ程度改善されたと発表した。17年間斜塔を調査しているこの団体は「塔は非常にゆっくりと真っすぐになっている」と発表。塔は垂直状態と比べた傾きが過去に4.5mに達し、1990年1月から11年間閉鎖され、傾きは当時の安定化作業の結果、40cm以上改善されていたという。