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リービヒ

19世紀前半のドイツの化学者。大学の実験教育の方法を創始した。

 それまでの大学での化学教育は、先生が少人数の生徒に知識や技術を伝える徒弟制度の形態であったが、1824年にドイツのギーゼン大学のリービヒは、体系立ったカリキュラムに沿って大勢の学生を同時に指導できる実験室を大学内に設置した。この方式の実験教室はヨーロッパに広まり化学の発展を促した。<小山慶太『科学史年表』中公新書 p.108>
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