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キリスト教民主党

第二次世界大戦後のイタリアの保守政党で、長期政権を維持した。

 第二次世界大戦の戦後、イタリアで50年以上にわたって政権を担当した保守政党。1943年、カトリック教会を基盤として結成されたが、デ=ガスペリ党首の下でキリスト教的な博愛や平等を重視し、バチカンの直接支配には反対したので、広範な庶民層・農民の支持を受け、選挙では常に大きな支持を受け、戦後の長期政権を維持した。1973年にはモーロが党首となり、イタリア共産党のベルリングエルとの間で「歴史的妥協」を実現させ、連立を探ったが、78年極左組織「赤い旅団」によるともわれるテロによって誘拐殺害された。
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