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墨子

諸子百家の一つ、墨家の祖となった思想家。兼愛説など。

諸子百家の一つ、墨家の祖となった人物。前5世紀、孔子と同じ国に生まれた言う。孔子の仁の思想をさらにすすめ、利己主義や家族愛、郷土愛、国家愛などの差別的な愛を捨てて、普遍的な愛を説いた。それを兼愛説という。また戦争を社会の財貨を破壊するものとして否定し(非攻)、賢者を尊び(尚賢)、政治に登用すること、衣食住での徹底した節約(節用)などを説いた。戦国時代にの争乱を否定する彼の思想は、一時たいへん流行し、多くの弟子が出現し、一種の宗教団体のようになったという。
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第2章3節 オ.社会変動と新思想