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諸子百家

中国の春秋・戦国時代の多くの思想家、学者集団。

 春秋・戦国時代の前6~3世紀ごろに登場した、思想家、学者の集団の総称。「子」は先生、「百」は多いという意味。儒家、墨家、農家、道家、陰陽家、法家、名家、縦横家、雑家、小説家の十家に分けられる。春秋から戦国時代ににかけて、旧来の社会秩序が崩壊し、新しい国家理念や道徳、世界観が求められるようになった。また互いに対立し、それぞれ富国強兵を目指す各国の諸侯は、競ってそのような思想家を求め、身分や血統にとらわれずに人材を登用しようした。そのような状況を背景に、各国を遊説して自己の説を主張し、自由に議論しあう「百家争鳴」の状況が生まれた。なお、諸子百家の分類は、その当時に存在したわけではなく、前漢末の劉向が戦国時代の文献(古文)を復元研究して分類し名付けたものである。
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第2章3節 オ.社会変動と新思想