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呉道玄

唐代の宮廷画家。山水画の基礎を築く。

唐の玄宗の開元年間(8世紀前半)に活躍した宮廷画家。画才を玄宗に認められて宮廷画家となった呉道玄は、人物・仏像・山水などあらゆる分野で活躍、六朝時代の顧愷之などの繊細な筆法から脱却して、力強く変化に富んだ大型画面を生き生きと描いた。仏教寺院や道教の道観の壁画を三百余間描き、同じものは一つとしてなかったという。また自然描写では山や岩の立体感を表す画法を創出し、山水画の基本を築いた。中国絵画の様式を著しく進展させた画家であるといえる。
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第3章2節 イ.唐の制度と文化