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ディーナール金貨

イスラーム帝国が鋳造、流通させた金貨。

イスラーム世界に流通しそのイスラームの貨幣経済を支えた金貨。ディーナールはエジプトやシリアで流通していたビザンツ帝国の金貨名(ディナリウス)を継承した。695年、ウマイヤ朝のカリフ、アブド=アルマリクは、初のイスラーム式金貨として、ダマスクスで鋳造し、全国に流通させることとした。ディーナール金貨には表にコーランの文句を刻み、裏にカリフ自らの名を刻んだ。同様の形式でディルハム銀貨も鋳造された。ディーナール金貨は次のアッバース朝でもイスラーム世界共通貨幣として流通した。<佐藤次高『イスラーム世界の興隆』世界の歴史8 中央公論社 1997 p.107~などによる> → 貨幣
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第5章2節 エ.イスラームの国家と経済