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農民一揆

中世封建社会の中で支配されていた農民が領主に対して起こした闘争。

中世末期、封建社会の矛盾が深まり、領主層による封建反動が強まると、農民(農奴)が負担の軽減、農奴身分の解放などを要求して立ち上がり、領主や教会を襲撃するようになった。百年戦争中の14~15世紀に起こった、フランスのジャックリーの乱、イギリスのワット=タイラーの乱、ボヘミアのフス戦争、などがその例である。また16世紀のドイツ農民戦争や、日本の江戸時代の百姓一揆、18世紀ロシアのプガチョフの乱など、各地で封建社会の末期に広く見ることが出来る。このようにいずれも権力によって弾圧されてしまい、また発生の時期には大きなずれがあるが、いずれも農民一揆が農奴解放につながり、封建社会を動揺させ、近代資本主義社会を生み出す力の一つになっていたことは間違いない。
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ノートの参照
第6章3節 オ.封建社会の衰退