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人頭税の廃止/ジズヤの廃止

1564年、ムガル帝国のアクバル帝は、ヒンドゥー教徒とイスラーム教徒の融和策をとり、ヒンドゥー教徒からの人頭税(ジズヤ)徴収を停止した。

 ムガル帝国アクバルは北インドを支配するに当たり、自らはイスラーム教徒であるが多数のヒンドゥー教徒徒と融和する必要があると考え、自らヒンドゥー教徒の有力氏族であるラージプート族の女性と結婚し、ヒンドゥー教徒の聖地への巡礼への課税を廃止した。一連の宗教融和策で最も重要なのが、1564年の非ムスリム(ヒンドゥー教徒)に対する人頭税(ジズヤ)の廃止である。ジズヤはイスラーム教国で非イスラーム教徒に課せられていた人頭税である。 → アウラングゼーブ帝のジズヤ復活  ・ジズヤ復活と併せて年代を覚える
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