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大コロンビア

シモン=ボリバルが指導し、1819年に独立したラテンアメリカの国。

 南米大陸の北端のスペイン領としてヌエバ=グラナダ副王が治めていた地域は18世紀にはカカオやコーヒーの生産、金の産出などで経済力を強め、現地のクリオーリョの独立志向が強まった。1810年、カラカスで独立運動が始まり、1811年にベネズエラの独立を宣言したが、翌年の大地震で崩壊し、その後シモン=ボリバルはスペイン軍と戦いを続け、ボヤカの戦いで勝利して1819年に独立を宣言し大統領となった。ボリバルの構想は、ヌエバ=グラナダ植民地全域を統合して、北米大陸のアメリカ合衆国と同じような大国をつくることであったが、まもなく地域的な対立が生じ、1830年には大コロンビア共和国はコロンビアベネズエラエクアドルの三国に分裂してしまった。
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第12章1節 イ.ウィーン体制の動揺