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クリオーリョ

ラテンアメリカでの現地生まれの白人を言う。

 スペイン語で本来は外地で生まれたヨーロッパ人を意味した。英語ではクレオール creole 。後にラテンアメリカ地域で現地生まれのスペイン人を意味するようになった。なお、本国生まれのスペイン人はペニンスラール(半島人、イベリア半島生まれということ)、蔑称がガチュピンと言われた。
 ラテンアメリカのスペイン植民地ではクリオーリョは法的には本国人と同じで、土地を持ち、商業を営むことはできたが、官吏になる路はなく、政治的には無権利であった。そのため1810年代以降のラテンアメリカの独立は彼らクリオーリョが中心となって起こされることが多かった。シモン=ボリバルもその代表的な人物である。
 独立後は彼らが社会的な支配層となり、白人とインディオの混血であるメスティーソインディオ、黒人、白人と黒人の混血であるムラートとの対立が生じてくる。
 なお英語の creole は、アメリカ南部のルイジアナ州に多いフランス系の人々をいう。
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ノートの参照
第12章1節 イ.ウィーン体制の動揺