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メスティーソ

ラテンアメリカで、白人と現地のインディオ女性の混血を言う。

ラテンアメリカの人種的身分集団の一つで、白人と現地人インディオとの混血を意味する。多くは白人男性とインディオ女性の間に生まれた人で、クリオーリョからは差別され、商人組合や職人組合には入れなかった。そのため、アシエンダ(大農園)の管理人や牧童などになることが多かった。スペイン人社会とインディオ社会のいずれにも属さないことから、たびたび社会不安の原因となった。1810~20年代のラテンアメリカ諸国の独立はクリオーリョがその中核となって実現させ、独立後もその権力が続いたが、自由主義、民主主義の思想が強まる中で次第にメスティーソも政治の面に登場するようになる。1850~60年代にメキシコで活躍し大統領となるフアレスは最初にメスティーソ出身で大統領となった人物である。
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第12章1節 イ.ウィーン体制の動揺