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二大政党制

19世紀中ごろイギリスで出来上がった政党政治の一つのあり方。19世紀までは保守党・自由党、20世紀は保守党・労働党の組合せだった。アメリカにおいては共和党・民主党の二大政党制が続いている。

 19世紀中頃のヴィクトリア朝からイギリスで始まった、二大政党が交互に政権を担当しながら国政を運営する政治形態。二大政党が交替することによって、長期政権による政治の腐敗や停滞を生まないという利点がある。ブルジョア議会政治の一つのあり方として、イギリスの保守党自由党(20世紀には保守党と労働党)、アメリカの民主党共和党、ドイツのキリスト教社会同盟(CDU)と社会民主党(SPD)などが典型的な例である。戦前の日本も、政友会と民政党という二大政党の時代があったが、戦後は自由民主党の長期政権が続き、様々な腐敗が生じたため、二大政党制の実現が叫ばれるようになり、それを生み出す装置として小選挙区比例代表制が導入された。2009年に民主党政権が誕生し、自民党が下野、政権交代が実現した。
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ノートの参照
第12章2節 ウ.ヴィクトリア時代