印刷 | 通常画面に戻る |

スポイルズ=システム

19世紀前半のアメリカ合衆国のジャクソン大統領の時に始まる猟官制度。

 アメリカ合衆国大統領が、大統領選挙で勝った党派の者に連邦政府の官職をあたえる制度で、「猟官制度」とも訳される。ジャクソン大統領の時に始まる、アメリカ独自のシステムで、これによって公務員の交替を促し、政党政治が徹底する利点を持っている。
 この政党主導の論功行賞型の公務員任用制度も、行き過ぎると弊害が現れ、1881年第20代大統領ガーフィールドが就任後わずか4ヶ月で、猟官運動に失敗した人物の恨みを買って暗殺されるという事件が起き、1883年にペンドルトン法が制定されて、スポイルズ=システムを一定の官職に止め、基本は試験による公務員の採用という能力主義の原則がとられることとなった。
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
第12章3節 ア.領土の拡大