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クン=ベラ

1919年のハンガリー共産主義革命の指導者。ロシア亡命後、処刑。

 1919年のハンガリー革命を指導した共産主義者。ユダヤ系のハンガリー人。なお、ハンガリーでは姓を先に言う。クンが姓、ベラが名なので、西欧風にベラ=クンと表記することもある。第一次世界大戦中にロシア軍に捕虜になり、二月革命で釈放され、ボリシェヴィズムに賛同し、大戦後にオーストリア=ハンガリー帝国が解体されて混乱しているハンガリーに戻り、ハンガリー共産党を結成した。1919年、退陣した政府に代わり政権を掌握して、社会主義革命を断行した。しかし8月、ホルティ将軍に指揮された反革命軍に首都ブダペストを占領され、クン=ベラも捕らえられて革命は失敗に終わった。クン=ベラはロシアに亡命し、コミンテルンで活動した後、30年代のスターリンによる粛清の嵐の中で処刑された。