イエスの主要な弟子で十二使徒という。十二使徒は、
ペテロ、アンデレ、ヤコブ(大ヤコブ)、ヨハネ、ピリポ、バルトロマイ、トマス、マタイ、ヤコブ(小ヤコブ)、タダイ、シモン、ユダ(『新約聖書』マタイ伝第十章)。名前には聖書でも違いがある。なお、最後のユダ(イスカリオテのユダ)はイエスを裏切ったので後に十二使徒から外され、替わりにマッテヤが入る。なお、12という数は、神の民であるユダヤ人は12の部族からなるとされていたので、それを反映していると言われている。
また、
キリスト教の成立と伝道で重要な役割を果たした
パウロは、イエスの死後に回心したので十二使徒には入らないが、広く「使徒」に加えられている。