デンマーク王女でノルウェーのホーコン6世と結婚、1387年両国の実質的女王となる。スウェーデンに勢力を伸ばし、
1397年、
カルマル同盟を結成して三国の実質的合同君主となる。国王は妹の孫エーリックをつけるが事実上の国王としての支配を1412年まで続ける。マルグレーテは息子のオーラフを国王とするため、王位継承権を放棄していた。そのため国王にはなれなかったので、エーリックを名目上の国王にし、自らは摂政として統治にあたった。実質的に国王として権力を持っていたので、一般に「マルグレーテ女王」と言われている。