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聊斎志異

清代の小説で、蒲松齢の短編集。身近なところで起こる怪談、奇談を集めたもので広く読まれ、日本の文学にも影響を与えた。

 りょうさいしい。清の小説で、『紅楼夢』や『儒林外史』の長編とは違い、短編集。作者は蒲松齢(ほしょうれい)で、彼も科挙に落第を続け、そのかたわら世間の奇談や怪談を集めて書きつづったもの。生前は認められず、死後に刊行されたが、その不思議な説話の世界が次第に人気を博し、庶民に広く読まれるようになった。また日本にも伝えられ、江戸時代の落語などにも影響を与えたという。