ダーウィン
イギリスの生物学者で、1859年『種の起源』を発表して進化論を初めて提唱し大きな影響を与えた。
1831年12月27日、イギリスのダーウィンは、軍艦ビーグル号に乗船し、世界周航に出発した。ビーグル号の目的は、南アメリカ海岸の測量であったが、同行したダーウィンはガラパゴス諸島などで未知の動物を観察することにより、進化論という副産物を得ることとなった。5年に及んだビーグル号の航海は彼の『ビーグル号航海記』(岩波文庫)で知ることができる。しかし、彼が進化論を『種の起源』で発表したのは、航海を終えてから23年後の1859年であった。
Episode ダーウィン『種の起源』初刊本 おいくら?
2016年12月27日、テレビ東京の『開運なんでも鑑定団』で、ダーウィンが1859年に発表した、『種の起源』の初刊本が出品された。鑑定依頼は静岡県三島市にある国立遺伝学研究所所長。お宝は設立当初に客員教授を務めた植物学者・桑田義備博士から寄贈されたもの。かつては図書館で貸し出しを行っていたが、現在は御役御免となり展示室に保管している。今後どのように管理していけばいいかの検討したいのでその前に価値を知っておきたい、ということで鑑定を依頼した。本人の希望価格は300万円。はたしてお値段は? → 開運なんでも鑑定団 ホームページへ