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進歩のための同盟

キューバ革命に危機感を持ったアメリカ大統領ケネディが提唱した、ラテンアメリカに対する経済支援強化策。

 アメリカのケネディ大統領が1961年に、キューバ革命に危機感を持ち、米州機構(OAS)加盟国に対する開発援助と民主化の推進を提案した。総額200億ドルの資金を投入し、2.5%以上の経済成長を達成して、中南米諸国の経済を安定させ、社会主義化を防止することをめざしたが、民主勢力への支援に反対する加盟国内の勢力の反対も強く、実効性はなかった。

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