第2章1節 インドの古典文明
★ インドの言語
2012 センター試験 世界史B 第4問(改)
【問】つぎの文章をよく読んで、下記の設問に答えなさい。
B 古来、①南アジアには、様々な人種・民族が到来するのに伴い、多様な言語がもたらされた。それらは、併存しつつ互いに影響を与え合うことで、複雑な言語状況を作り上げた。現在、南アジアの諸言語は< ア >などのドラヴィダ系、< イ >などのインド=ヨーロッパ系、さらにアウストロアジア系、シナ=チベット系に分類されるのが通例である。②19世紀以降の言語をめぐる問題は、こうした複雑さを反映し、しばしば激しい対立に至った。③1950年1月に施行されたインド憲法は、連邦レベルの公用語を定めるとともに、特に重要なものとして14もの言語を認めざるを得なかった。
設問
- 問1
- 文章中の<ア>と<イ>に入れる語の組合せとして正しいものを次の①~④のうちから一つ選びなさい。
- ①
- アーヒンディー語 イータミル語
- ②
- アーヒンディー語 イーアッカド語
- ③
- アータミル語 イ-ヒンディー語
- ④
- アーアッカド語 イーヒンディー語
- 問2
- 下線部①の地域の言語について述べた文aとbの正誤の組合せとして正しいものを、下の①~④から一つ選びなさい。
- a
- インダス文字は、20世紀に解読された。
- b
- ムガル帝国は、ペルシア語が公用語(公式文書に用いられる言語)であった。
- ①
- aー正 bー正
- ②
- aー正 bー誤
- ③
- aー誤 bー正
- ④
- aー誤 bー誤
- 問3
- 下線部②の時期の南アジアで起こった出来事として正しいものを、次の①~④から一つ選びなさい。
- ①
- イギリスとフランスの勢力がプラッシーで戦った。
- ②
- イギリス東インド会社の傭兵シパーヒーの反乱から大反乱が起こった。
- ③
- ローラット法に反対するインド民衆が暴動を起こした。
- ④
- カシミール地方をめぐってインドとパキスタンが衝突した。
- 問4
- 下線部③の憲法が制定されたときのインドの首相として正しいものを、次の①~④から一つ選びなさい。
- ①
- ジンナー
- ②
- ガンディー
- ③
- ネルー
- ④
- インディラ=ガンディー
解 答
問1 | 問2 | 問3 | 問4 |
③ | ③ | ② | ③ |