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マルドゥク神

バビロン第1王朝時代のメソポタミア・バビロンにおける最高神。

 メソポタミアが統一されたバビロン第1王朝の時代に、バビロンの都市神として多くの神々の中の最高神としてあがめられた神。
 マルドゥク神はシュメール起源の天の神々の主アヌ(アン)と天地の主エンリル神と知恵の神エンキ(エア)の三神が、エンキの長子のマルドゥクに「神々の主権と地上の支配権」を授与したという物語ができあがり、前2000年紀後半、ハンムラビ王によって最盛期をむかえる古バビロニア(バビロン第一王朝)の時代には、首都バビロンの都市神マルドゥクがメソポタミアの最高神として祭られるようになった。神々の地位の変動には都市の興亡が繁栄している。<本村凌二『多神教と一神教-古代地中海世界の宗教ドラマ-』2005 岩波新書 p.42-43>
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1章1節 ウ.メソポタミアの統一と小アジア