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バビロン第1王朝/古バビロニア王国

紀元前1900年頃、アムル人がメソポタミアに築いた古バビロニア王国のこと。

 セム系遊牧民アムル人が西方からティグリス・ユーフラテス川中下流域のバビロニアに侵入し、紀元前1900年頃バビロンを都に建設し、メソポタミア文明を発展させ、前18世紀のハンムラビ王の時に全盛期となった王朝。バビロニアはメソポタミア中部地域をさす。王朝名としては、後の新バビロニアと区別して「古バビロニア王国」ともいう。アムル人はシュメール人(ウル第3王朝)を征服したが、楔形文字などその文化を取り入れ、メソポタミア文明の最盛期を生み出した。
 その全盛期の王がハンムラビ王で、彼は周辺の諸国を征服してメソポタミアの統一を回復し、交通網を整備、さらにハンムラビ法典をつくったことで有名である。
 バビロン第1王朝はハンムラビ王の死後急速に衰え、カッシートなどに圧迫され、最終的にはヒッタイトによって前1595年に滅ぼされた。ここまでを「古バビロニア時代」ともいい、メソポタミア地域だけの時代が終わり、オリエントの統一という世界国家の段階にはいる。 
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ノートの参照
1章1節 ウ.メソポタミアの統一・・