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ピュー

イラワディ川中流で古代ビルマ国家を建設した民族。8世紀ごろ、仏教文化を発展させた。

東南アジア 7~8世紀 地図

東南アジア 7~8世紀 地図
ピューは地図中のCの範囲

 ビルマ(ミャンマーは現在の国名。歴史的地域名としてはビルマを使う)に最初に現れた民族。8世紀頃、イラワディ川中流で栄えた民族で、シナ=チベット系の民族。中国の史料では「驃」という字があてらている。やはりインドの影響を受け、仏教が広がっていた。9世紀に中国南部に起こった南詔に圧迫されて衰え、史料から姿を消した。なお、イラワディ川下流から海岸部にはオーストロネシア語族のモン人が仏教文化を生み出していた。

世界遺産 ピュー古代遺跡群

 2014年 ミャンマーのピュー王国時代の遺跡が、ミャンマーで最初の、そして唯一の世界遺産として登録された。
(引用)ミャンマー中部のピュー古代都市群は、紀元前200年頃から後9世紀にかけて栄えたピュー王国の遺跡であり、約2000年前に東南アジアに仏教が伝来したことを示す最古の証拠でもある。仏教伝来により、この地域には経済的、社会的、政治的、文化的変容がもたらされ、9世紀までの最長の歴史を持つことになる最初で最大の都市社会をもたらした。登録されたのは、ハリン、ベイタノー、シュリー・クシェトラの3つの都市遺跡で、いずれも煉瓦造りの城壁で囲まれた城塞都市。宮殿や埋葬地跡、仏塔などが残る。<ユネスコ 世界遺産リスト ピュー古代遺跡群説明>
 UNESCO World Heritage Convention Pyu Ancient Cities Gallery
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ノートの参照
2章2節 イ.インド・中国文化の受容