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モン人

タイからビルマにかけて活動し、ドゥヴァーラヴァティ王国を建設した民族。

モン人は、ベトナム人やクメール人と同じく、オーストロアジア語系に属し、現在のタイのチャオプラヤ川流域やビルマのイラワディ川下流域に居住していた。河川交通を利用した交易で栄え、タイでは6~7世紀にドゥヴァーラヴァティ王国を作った。また9世紀にビルマのイラワディ川河口部のペグーを中心にベンガル湾を隔てたインドとの交易を行う港市国家を作った。モン人はインドの影響受け、仏教を早くから信仰していた。ビルマのモン人は13世紀末にパガン朝の滅亡に乗じて自立し、ペグー朝を建てるが、1531年に再びビルマ人のトゥングー朝に併合される。その後もビルマ人との対立が続き、トゥングー朝の弱体化の要因となる。1752年からはコンバウン朝の支配を受ける。現在はタイからビルマにかけての海岸地方に少数民族として続いている。
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ノートの参照
第2章2節 イ.インド・中国文化の受容