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中原

中国の地域名。古代国家が興った黄河中流域を言う。

黄河は一般に上流を砂漠の広がるオルドス地方、中流を大きく湾曲して東に方向を変え、平野部に流れ出た付近を中流、山東省から河口に至る付近を下流とする。特に黄河中流域は新石器文化が形成されたのを初め、最初の王朝国家(商)が現れ、それ以後も洛陽を中心に中国の政治文化の中心地の一つであった。西の渭水流域を関中といい、その地を拠点とした周時代以降は、黄河中流域は「中原」といわれて天下に覇を唱える諸侯が争奪戦を展開するところとなった。
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第2章3節 ウ.殷と周