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屯田制

三国時代の魏の兵制と生産増加のための政策。

曹操が、196年、後漢末の戦乱で荒廃した土地に、流民を募って兵士として入植させ、平時には耕作にあたらせ、戦時には軍隊を編成した。そのような兵士に田地を与えて自給自足させ(兵戸)、主に辺境の防備に充てようとするのを軍屯といい、漢代にも採られたが、大規模に展開されたのは魏の時代である。魏の時代には、入植させた農民に農具や牛が貸与され、そのかわりに収穫の半分以上を上納させるという小作方式(これを民屯という)も採用され、国家財政の大きな部分を占めた。
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第3章1節 ウ.社会経済の変化