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飛銭

唐の後半に始まる、遠隔地取引用の為替。

唐の後半の経済の発展の中から生まれた、遠隔地取引に使われた手形。唐では開元通宝などの貨幣が鋳造されたが、貨幣の流通はさほど多くはなく、ものの価値を絹で表すなど現物経済の面が強かった。飛銭も中国で最初の手形であるが、紙幣としては流通していない。本格的な貨幣経済になるのは次の宋代の銅銭、交子・会子の発行からである。 
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第3章2節 エ.唐の動揺