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慶暦の和約

1044年、宋と西夏の間に結ばれた和約。

 けいれきのわやく。1044年に締結された、西夏(大夏)の和約。西夏の李元昊は、たびたび宋の領土に侵攻し脅かしていたのに対し、宋は和平策を採り、李元昊は形式的には宋の臣下となるかわりに、歳賜(1年ごとの下賜品)として銀5万両、絹13万匹、茶2万斤を得ることとなった。また、西夏と宋は国境を確定し、それ以後は貿易を再開した。宋にとっては、遼に対する澶淵の盟とともに、大きな財政的負担となった。
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