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アイバク

インドの奴隷王朝の初代スルタン。

正しくはクトゥブ=ウッディーン=アイバク。インドの奴隷王朝の初代スルタン(在位1206~10)。中央アジア出身のトルコ人で、奴隷として売られ、ニシャプールの法官に所有されたが、そこで兵士としての教育と訓練を受け、法官の死後はさる商人に売られ、さらにゴール朝のムハンマドの奴隷として売られた。騎兵隊の指揮官となったアイバクはムハンマドの信任あつく、親衛隊長となり、その先兵としてインドのベンガルやビハールの平定に当たった。ムハンマドからインド統治を任され、1206年、彼が暗殺されてからインドのデリーで独立してインド最初のイスラーム王朝のスルタンとなった。1206年は、モンゴルのチンギスハーンがハンの位についたのと同じ年である。1610年、ポロに興じていた最中に落馬し、それが原因で死亡した。<近藤治『インドの歴史』1977 講談社現代新書 p.142>
 → クトゥブ=ミナールの建築 
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ノートの参照
第5章3節 ア.イスラーム勢力の進出とインド