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アルビジョワ派/カタリ派

中世の南フランスで有力になったキリスト教の異端派。13世紀のルイ9世と時弾圧される。

 中世のフランス王国の南部で勢力のあった、ローマ教会からは異端とされたキリスト教の一派。
 中世の異端には二つの流れがある。一つは12世紀の末にリヨンに現れたワルド派、一つがカタリ派(カタリとは清純者の意味)である。いずれもペルシア起源のマニ教の影響を受け、二元論的な世界観を持ち、教会の権力や富を否定し清貧を主張する共通性があった。ワルド派はリヨンからロンバルディア、ドイツ、スペイン、ボヘミアに広がったが、カタリ派は南フランスアルビを中心としたトゥールーズ伯領にかたまっていおり、アルビジョワ派とも言われるようになる。このアルビジョワ派はより過激に教会制度を否定したので、13世紀のローマ教皇インノケンティウス3世はフランス国王フィリップ2世に十字軍派遣を要請、1209年から20年にわたる「アルビジョワ十字軍」が行われ、ルイ9世の時、1229年に殲滅されて消滅した。
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ノートの参照
5章3節 キ.イギリスとフランス