印刷 | 通常画面に戻る |

ウルドゥー語

ムガル帝国で成立したペルシア語とヒンドゥ語などの混成語。現在のパキスタンの国語となっている。

 ムガル帝国ではペルシア語が公用語とされたが、征服王朝であったので多数のインド人を兵士として補充した際、軍隊内の指揮伝達の共通言語が必要となり、北インドの口語(ヒンディー語)の文法をもとにトルコ語、ペルシア語の語彙を加え、アラビア文字を用いて表記するという、ウルドゥー語がつくられた。ウルドゥーとはトルコ語で軍隊の陣営を意味していた。イスラーム圏の言語として現在では、パキスタンの国語となっている。イスラーム文化とヒンドゥー文化を融合させたインド=イスラーム文化の特徴的な例である。 → インドの言語