印刷 | 通常画面に戻る |

デカメロン

1353年、黒死病の流行を背景にボッカチオが発表した小説。近代小説の最初の作品と言われる。

 この作品はイタリアのルネサンスを代表するボッカチォが書いた散文形式の小説で、黒死病(ペスト)の難を逃れてフィレンツェの郊外に避難した10人の男女が、寂しさを紛らわすために1晩に一人が1話ずつ話をするという形をとり、つまり100話からなる短編集となっている。日本語では『十日物語』と言われることもある。話は卑猥なものが多いが、そこに描かれた人物像は、生き生きとして個性あふれており、この小説は近代小説の最初の傑作とされている。
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
8章2節 イ.文芸と美術