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騎士戦争

1522年、ドイツの宗教改革に伴ってフッテンやジッキンゲンの指導した騎士階級の反乱。

 フッテンは、ルターの出現以前から、皇帝直属の騎士であり人文学者であるところから、ローマ教皇に反発する発言をしていた。封建領主階級に属し、固定地代に依存していたので貨幣経済の進展に伴って生活が苦しくなり、不満を募らせていた。そこにルターのカトリック教会批判が始まったので、それに同調する形で、教会所領の没収などを主張し、同じく不平貴族であったジッキンゲンと語らって1522年に反乱を起こした。これを騎士戦争という。しかし、皇帝軍と聖俗諸侯軍によって鎮圧された。宗教改革の経過の中で勃発したが改革勢力ではなく、没落する騎士階級の最後の蜂起であった。
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8章3節 ア.宗教改革の始まり