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インド人移民/印僑

20世紀に急増した主として東南アジアへのインド人移民。印僑とも言われる。

 イギリス植民地支配下にあったインドは、綿花などのモノカルチャー化が進み、貧困が過剰人口を生み出していた。一方、同じくイギリスの植民地支配下にあったマレー半島では20世紀に入ってスズ鉱山やゴム農園が急速に拡大され、その労働力として多数のインド人が移民として移住し、安価な労働力となっていった。
 このようなインド人移民は東南アジア各地に広がったが、それ以前からアメリカ合衆国や南アフリカへも多数の移民が移住しており、特にアメリカではクーリー(この言葉は後に苦力の字があてられて中国人移民を主に指すようになる)と言われ、また華僑になぞらえて印僑ともいわれている。また南アフリカにおける移民に対する差別問題から、ガンディーのインド独立の戦いが始まったことも重要である。
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ノートの参照
第13章2節 ウ.東南アジアの植民地化