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崔済愚

さいせいぐ(チェジェウ)。19世紀末に朝鮮で東学という宗教を起こした。

19世紀末の朝鮮王朝で、没落した両班であった崔済愚は、西欧諸国の朝鮮侵略の現実に直面して危機を感じ、西欧に対抗するためにはその宗教であるキリスト教(西学)に対して、東学、つまり東洋の教理を強めることを唱えた。東学が目指すのは人と天を一体化させ、地上に天国を実現するというものであり、呪文を唱えるなどわかりやすい教義であったので、民衆に急速に広がった。朝鮮王朝政府は東学の広がりを危険な思想と考え、1863年に教祖崔済愚を捕らえて翌年処刑した。二代目教祖崔時亨は、崔済愚は無実であるとしてさらに活動を広め、秘密組織を作っていった。その一人全琫準が1894年に農民に蜂起を呼びかけ、甲午農民戦争が勃発した。
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第13章3節 エ.東アジア国際秩序の再編