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ガダルカナル撤退

太平洋戦争で1942年8月~翌年2月、アメリカ軍が上陸作戦を展開、日本軍は敗れ撤退した。

 ガダルカナル島はニューギニアの西方の小島で、太平洋戦争において、日本軍の最大に膨張した戦線上にあった。1942年6月のミッドウェー海戦を機に連合軍の反撃が開始されるなか、同年8月、ガダルカナル島にアメリカ軍が上陸作戦を敢行、それに抵抗した日本軍守備隊との間で激しい戦闘が展開され、日本軍は補給が不十分なまま苦戦を強いられることになり、1943年2月1日、撤退した。この戦いからアメリカ軍の反撃が開始され、太平洋上の島々を伝いながら北上していくこととなった。ガダルカナル戦は、日本守備隊に対する十分な武器・食料の補給が行われず、多くの将兵が悲惨な餓死を遂げたため、餓島といわれた。
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