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卿・大夫・士

中国の周王朝の封建制の下で、諸侯に仕える家臣の三階層。地位と領地を与えられた支配層のことで、宋代以降の士大夫につながる。

 けい・たいふ・し。封建制では、周王を最高位として、諸侯・卿(けい)・大夫(たいふ)・士・庶人という階層があった。王から領地を与えられた家臣が諸侯、諸侯から領地を与えられた家臣が大夫、その中で大臣になったのを卿という。この小領主である大夫までが貴族とされ、支配階級であった。士は彼らに仕える役人層であろう。それぞれの主君と家臣の関係は世襲された。 → 宋代の士大夫
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