印刷 | 通常画面に戻る |

卑弥呼

邪馬台国の女王として『魏志倭人伝』に現れる人物。239年、魏に遣使して親魏倭王の称号を与えられた。

 『魏志倭人伝』に現れる邪馬台国の女王で、239年、に朝貢して皇帝から「親魏倭王」の称号を与えられた。倭人の国々から、「共立」されて女王になったとされ、「よく鬼道に仕え」とあるので、いわゆるシャーマン的な、宗教的な権威を以て治めていたものと思われる。死んだときは「大きな塚」が築かれたと言うが、その墓はどこかはまだわからない。
印 刷
印刷画面へ
書籍案内

大林太良
『邪馬台国
―入墨とポンチョと卑弥呼』
1977 中公新書