トンブクトゥ
西アフリカ、マリ王国、ソンガイ王国の都として栄えた都市。13~16世紀に金、奴隷、象牙などの交易で繁栄した。
トンブクトゥ GoogleMap
世界遺産 トンブクトゥ
トンブクトゥは1988年、「黄金の都」として世界遺産に登録された。かつて塩と金の交易で栄え、都市全体がアフリカにおけるイスラーム遺跡として貴重なだけでなく、多くのマドラサやモスクが残されている。15世紀のサンコレイ大学は現在モスクとして残されているほか、アラビア語の文献も保存されている。なおマリ共和国には他に、ソンガイ王国の王のアスキアの墳墓とドゴン族が断崖に創った集落であるバンジャガラの断崖が世界遺産に登録されている。<2009年4月29日放送 NHK「世界遺産への招待状」による>