ハルデンベルク
シュタインに続いて、プロイセン王国の近代化をめざす国制改革を進めた。
プロイセン王国の政治家で、
シュタイン辞任後に1810年から首相となり、
プロイセン改革を継承した。彼はハノーファーの名門貴族の出身であったが、フランス革命の開明的な部分を評価し、プロイセンの近代化を推進した。特に、営業の自由・国内関税の撤廃など経済の自由化に取り組み、その点では成功した。しかしその改革はあくまで「上からの改革」であり、土地改革・経済改革も結果的に
ユンカー階級の経営を拡大することとなった。